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宅地建物取引士証

先日、5年に1度の宅建士免許更新研修を受講し、晴れて宅地建物取引士証をもらってきました。研修でも士業の仲間入りといった内容で話がありました。

 

平成10年に合格したので、早20年が経過しますが、その間新しい法律ができたりしましたが、不動産業界そのものに大きな変化はないなあというのが感想です。

 

よく研修講師として登壇するときのネタは、サザエさんです。カツオの友人である花沢さんの実家は花沢不動産です。サザエさんが始まったのは第2次世界大戦後、すぐのことでした。花沢不動産の店舗を思い出して欲しいのですが、今も駅前にある不動産屋の外観とほとんど変わりがありません。不動産業界は変化のない業界と言われてきたわけですが、今回、宅建主任者が宅建士に格上げされました。これは、ひょっとしたら近い将来、不動産取引が大きく変わる布石なのではないかと、ひそかに期待をしています。



今、仕事で重要事項説明書などをチェックできる仕組みを士業の先生方(弁護士、司法書士、行政書士)を使って作ってもらえないかという依頼をいくつかいただいています。不動産実務の観点から、重要事項説明書については、実務を知らないとまず作れないと思います。契約書については、法律系士業の先生方であればチェックすることはできますが、1から作成することは実務を知らないと出来ないと思います。

不動産実務経験者の弁護士、司法書士、行政書士の先生であれば、安心して任せられると思いますが、実務経験者は意外と少ないです。



ある意味、宅建士に格上げされたのであれば、宅建士が他の業者の契約書や重説をチェックする顧問になる等、法律のプロとして活躍させた方が効率良いとも思います。

いずれにせよ、頑張って取得した資格ですので、今後の人生でも活かせるようにしたいと思います。